1986年度(昭和61年度)高校総体
今宵もご来店ありがとうございます
本日のメニューは1986年度の高校総体
(インターハイ)でございます
中年の方は「懐かしいな!」学生の方は
そんな時代が有ったんだ「スゲー!」と
思って頂けたらと思います。
夏の高校総体は北海道代表は2校出場でき
なんと1986年度は札幌第一がベスト4
室蘭大谷がベスト8の成績を
残した大会でした。
前年の1985年度は室蘭大谷が準優勝と
北海道の高校サッカーが隆盛した
時期でした
今回は札幌第一の軌跡に迫ります。
2回戦 向上戦
札幌第一 1-0 向上
当時の神奈川県は旭を筆頭にレベルの
高い地域、その神奈川代表に勝利し
全国でも通用する事を証明する
3回戦 宇都宮学園戦
3回戦は優勝候補の宇都宮学園(栃木代表)
宇都宮学園は前年の高校選手権でベスト4
後の日本代表になる黒崎選手を擁する
下馬評は勿論、宇都宮学園有利のなか
試合は意外な結果に...
札幌第一 2-1 宇都宮学園
優勝候補を破り、下馬評を覆す
宇都宮学園はこの半年後の選手権でも
準々決勝で室蘭大谷に敗戦し
夏冬と北海道勢に敗退と苦い年となる
準々決勝 修徳戦
ベスト8に進出した札幌第一
次なる相手は東京代表の修徳
試合は前半に2点奪われる苦しい展開に
後半に猛攻で1点を返す札幌第一
しかし時間がない、ここまでかと
思った残り1分に奇跡の同点ゴールが
生まれた、そして延長でも勝敗は
つかずPK戦へ...
札幌第一 2-2 修徳
PK戦
7-6
0-2からのビハインドから、奇跡の
同点ゴール そして延長~PK戦の末
勝利の大熱戦と
選手も見る側も、心臓に悪い試合だった
ことが伺える
出典:サッカーストライカー
PK戦に強いGK投入や、タフなゲーム展開
での精神面のコントロールを考えると
小池監督の采配光る勝利と言えるでしょう
そしてこの試合
対戦相手のエースはこの選手でした
出典:サッカーストライカー
元日本代表の北澤豪選手です。
こんなドラマがあるから高校サッカーは
おもしろい
きっと当時の札幌第一イレブンも
「俺達は北澤に勝ったからね」と子供達に
自慢してるのでは?
準決勝 中京戦
北澤選手擁する修徳に見事逆転劇を
演じた札幌第一は準決勝に駒を進めた
ベスト4に進出した高校は
札幌第一 (北海道)
中京 (愛知)
国見 (長崎)
鹿児島実業(鹿児島)
対戦相手は中京高校、勝てば決勝進出の
かかる大一番!さて結果はいかに
出典:サッカーストライカー
札幌第一 0-1 中京
惜しくも決勝進出とはならず
しかしながら大健闘の札幌第一高校
連戦の疲れの見える両チーム、中京の
監督は「前半勝負」と猛攻を仕掛け
先制点を挙げることに成功した
札幌第一も粘り強く同点ゴールを
狙うも、ゴールが遠く
中京が1点を守り切る
この試合を最後に現代まで
インターハイベスト4は、ありません
是非とも選手には、これからを
期待いし応援いたします。
では今夜はここまで!
I Love Hokkaido
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