第100回高校選手権大会 北海
今宵もご来店ありがとうございます
本日のメニューは第100回高校サッカー選手権大会
北海編でございます
決勝は青森山田VS大津
3年連続決勝進出、2年連続 準優勝の青森山田が
圧倒的な力を見せつけ記念すべき
第100回大会を制した
北海道代表、北海の戦いを振り返る
出典:札幌テレビ
北海道大会決勝 旭川実業戦
北海道大会決勝
北海 0-0 旭川実業
PK戦 5-4
夏の王者、旭川実業に北海がチャレンジ
旭川実業はインターハイ1回戦を
2-1で新田(愛媛代表)に勝利
2回戦は0-1で高岡第一(富山代表)に敗戦
何としても選手権で上位進出を
狙いたいところ
一方の北海はインターハイ予選は道予選
初戦敗退と日の目をみず
1発勝負の選手権大会にかける
旭川実業の勝ち上がり
2回戦 1-0 北星学園大附属
3回戦 4-2 とわの森三愛
準決勝 4-0 駒大苫小牧
北海の勝ち上がり
1回戦 6-0 函館大谷
2回戦 1-1 札幌創成
PK戦 (5-4)
3回戦 2-0 札幌光星
準決勝 2-1 札幌大谷
旭川実業のシステムは 4-4-2
準決勝からスタメンを2枚変えてきた
テクニシャンの居林選手とフィジカルに
定評のある柏木選手のFWは北海にとって
脅威を与える、DF陣も統率力のある
中村選手と対人に自信ある渋谷選手が
守備を構築する
対する北海のシステムは3-4-2-1
体の強い、笹森選手と桜庭選手に
ドリブルでからむ2人の佐々木選手
キックの種類豊富な西選手と攻撃陣は
伸びしろを感じる
試合は前半、旭川実業が広く展開し
若干だが優勢にゲームを支配する
旭川実業の富居監督は「北海は守備が堅い
ボール保持が大事」と指示
しかし北海も綺麗なブロックを敷、守備が
とても意識されている
桜庭選手のシュートもGK正面
出典:札幌テレビ
旭川実業 居林選手シュートも外れる
出典:札幌テレビ
両校共に決定機はなく
前半を折り返し後半を迎える
後半は旭川実業がチャンスをむかえる
後半4分、北海DFのコンビネーションミス
からのこぼれ球を柏木選手が拾い打つも
ゴール左に外れる
出典:札幌テレビ
北海もサイド深い位置まで切り込み
チャンスを作る、長谷川選手の惜しい
シュートもゴールが割れない
一進一退の攻防戦の中、時間は過ぎさり
延長戦に突入する、旭川実業は居林選手を
1列下げ、大型の門馬選手を投入し
パワープレイに徹し何度もゴールに迫る
もう少しでこじ開きそうな旭川実業
寸前で守る北海、ここで北海はPK職人の
GK神宮選手を投入する、この交代で空気が
一変する、押せ押せの旭川実業も延長で
決着つけたいPK戦は避けたい
北海はここをしのげばPK戦で勝てる
この様な感情が見え隠れする
創成戦活躍の神宮選手の登場
出典:札幌テレビ
試合は0-0のまま決着つかずPK戦に突入
旭川実業 ○○○×○
北海 ○○○○○
PK職人神宮選手の大活躍で北海が見事に
全国大会の切符を手中に収めた
出典:札幌テレビ
PK戦の分析
GKの神宮選手は腰を、しっかりと降ろして
キッカーに威圧する
何か剣道や空手の様な間合いは
キッカーに真ん中の選択肢を排除させる
そして神宮選手は5本中、全て向かって右に
飛ぶ、これによって確率をあげ
コースを限定している、右利きの選手が
枠を外す確率を考えると左に蹴った方が
確率は高くなる、そうなると止めるなら
5本右にかけ、真ん中の選択肢は排除させる
彼が職人と言われる事がこの1試合を
見るだけで頭脳明晰なGKだとわかる
北海道大会優勝 北海イレブン
出典:札幌テレビ
ミスターマスターセレクション
この試合のマスターセレクションは
旭川実業主将の中村選手です
出典:札幌テレビ
PK戦終了後すぐに、チームメイトに
寄り添いそして慰める
すぐさま勝者の北海イレブンを労い
健闘を讃える
この素晴らしい人間力は、おそらく
持って産まれたものではなく
努力と経験で培ったキャプテンシーの
様に見えた
子供達にはプレーだけではなく
こういう所も高校サッカーの素晴らしい
事だと思ってもらいたい
1回戦 長崎代表 長崎総科大附属
1回戦
北海 1-2 長崎総大附
17大会ぶりの初戦突破を目指す北海は
名将小嶺監督率いる、長崎総大附との
南北対決となった
療養中の小嶺監督は、この日ベンチには
入れず、選手達は監督に国見時代から続く
昭和、平成、令和の選手権勝利を捧げる
べく気合いが一層入る
試合は1分に佐々木選手、6分に大友選手と
立て続けにシュートを放ち、幸先いい
スタートを切る、これは島谷監督の指示通り
「前半15分が鍵、相手の歯車を狂わす」の
言葉通り北海がうまく試合に入り込む
長崎も北海の善戦に戸惑い見えるが
徐々に修正し、両チームとも寄せの早い
攻撃に時間を与えない展開になる
すると前半30分に待望の先制点が入る
北海は笹森選手が左サイドを突破し
クロスをあげる、これに西選手が
左足で合わせてゴール
北海にとっては自信のつく、長崎にしては
攻撃が上向いた時の失点だけに
ショックもあるゴールだった
出典:札幌テレビ
貴重な先制点をあげ、リズムにのる北海
だったが、前半38分に試合を分ける
ポイントが、ここにあった
長崎のクロスが北海のタッチラインをわる
副審はフラッグをあげるも、GKは
ゴールキックからスタートすると突然に
主審はCKを命じた
北海の選手は触れていなかった様に見え
微妙なジャッジメントだった、前半10分にも
長崎別府選手のコンタクトでイエローが
出たがそれも首を傾げる判定だった
しかし運気というのは不思議なもの
このCKのこぼれ球を押込み同点にされ
前半を折り返す
出典:札幌テレビ
後半はお互いに守から攻の切り替えが早く
何度もゴールに迫るが得点は生まれず
特に長崎の高良選手のCK、FKは
質の高いボールは北海にとっては
脅威で何度も襲い掛かる
長崎はPK職人神宮選手の情報があるのか
PK戦には持ち越したくない、ゴールを
こじ開ける気迫を感じる、北海も
体力的に落ちる時間も気力で体を張って
ゴールを死守するが残り3分に
CKのこぼれ球を拾い再びクロスをあげる
GK伊藤選手と長崎の選手が交錯し
こぼれた所に原口選手が頭で合わせて
逆転で1-2となる
出典:札幌テレビ
北海も最後までゴールを目指したが
ゴールは生まれず試合終了
北海道大会からは、一段とパワーアップし
選手権に照準を合わせてきた
北海のやりたいサッカーが見えてきた
だけに悔しい敗戦となった
第101回大会はどんな北海色で
ピッチを描くか期待します
では今夜はここまで!
I Love Hokkaido
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