第75回選手権大会 室蘭大谷
今宵もご来店ありがとうございます
本日のメニューは第75回高校選手権大会
室蘭大谷編でございます
決勝は北嶋選手、擁する市立船橋と
中村俊輔選手、擁する桐光学園の関東勢
対決となったが総合力の高い
市立船橋に軍配が上がり2年ぶり2回目の
優勝で幕を閉じた
昨年はベスト8に進出した室蘭大谷
今年度は苦労に苦労を重ねた
結果は市立船橋に完敗も
ベスト16で敗退した室蘭大谷を振り返る
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北海道大会決勝 VS北海
北海道大会決勝
室蘭大谷 2-1 北海
この年の室蘭大谷は、インターハイ予選を
まさかの支部予選敗退と名門として
屈辱を味わった
一方の北海はインターハイ北海道を制し
特に全日本ユースでは、初戦敗退も
優勝した鹿児島実業に3-3と激戦の末に
PK戦で2-3と苦しめた
北海有利と見られた北海道大会決勝戦
しかし先制したのは、いらないプライドを
捨て、伝統のプライドを持った
室蘭大谷だった
先制点は1年生 伊勢選手
出典:サッカーマガジン
6年ぶりの選手権大会を目指す、北海も
すぐさま逆襲し前半15分に同点ゴール
ダイビングヘッドの佐々木選手
出典:サッカーマガジン
試合はその後に一進一退の攻防戦へ
伝統のプライドを守る、室蘭大谷と
今年は自分たちが上と言わんばかりの北海
このまま延長戦に突入かと思われた
残り5分に室蘭大谷がPKを獲得した
これを主将の小山選手が
落ち着いて決めて死闘を制した
プレッシャーの中 決勝点の小山選手
出典:サッカーマガジン
「実力は紙一重の差だった。でも、それが
伝統校との違い。」 北海の島谷監督
フィジカル対決も迫力満点
出典:サッカーマガジン
「勝って涙が出たのは久しぶり」
室蘭大谷 加藤監督の談話
インターハイは室蘭支部予選敗退
夏には室蘭大谷サッカー部の生みの親
高橋正弘 前監督が亡くなる不幸もあった
昨年の栄光のなか、今年度は加藤監督の
心労が言葉から汲み取る事が出来る
5年前の道決勝では体調不良のなか
ベンチで指揮をとる、高橋前監督
出典:札幌テレビ
室蘭大谷サッカー部の伝統の白い
ユニフォームは、高橋前監督が部に昇格時に
部費が少なく、寿司職人から割烹着を譲って
貰い、それを奥様と2人で背番号を縫って
作り、それが今でも伝統として受け継がれて
いる。
2回戦 福岡代表 東海大五
2回戦
室蘭大谷 5-1 東海大五
初戦の相手は東海大五、昨年の選手権
ベスト4、今年度の全日本ユース準優勝の
東福岡を破り、福岡県を制した
Jリーグ内定2名を擁する東海大五に
どう挑むか!
試合は序盤に硬さの見える東海大五に
室蘭大谷はサイドからスピーディーに
仕掛けて先制に成功する
最後までエンジンのかからない
東海大五に5得点と完勝した
小山選手を中心に相手のサッカーを
させず、攻撃では間島選手を経由して
サイドを支配した
2点の活躍 間島選手
出典:サッカーストライカー
3回戦 千葉代表 市立船橋
3回戦
室蘭大谷 0-4 市立船橋
序盤は両チームのDFラインが高く
裏を狙う伊勢選手に蹴り、市立船橋も
縦に蹴る展開に、しかし効果的ではないと
判断した市立船橋は飛び出しを
2列目にシフトした所、室蘭大谷のマークが
ずれ始めDF陣は翻弄されて、カウンター
のチャンスもパスコースを塞がれた
応用力のある市立船橋は試合を
完全に支配した途中出場の北嶋選手にも
得点を許し、成す術べなく圧倒された
連続得点続行の北嶋秀朗選手
出典:サッカーマガジン
堅い市立船橋DF陣
出典:サッカーマガジン
準決勝のFW選手
ベスト16で敗れた室蘭大谷だったが
準決勝ベスト4に進出したチームには
絶対的な点取り屋のFWがいたのが
室蘭大谷との差だったかもしれない
市立船橋 北嶋秀朗選手
徳島商業 田村直弘選手
桐光学園 安東泰樹選手
静岡学園 坂本紘司選手
出典:サッカーストライカー
そして桐光学園にはレフティー司令塔の
中村俊輔選手
出典:サッカーストライカー
ミスターマスターセレクション
ミスターマスターセレクション
今回はフォトではなく、こちら
出典:サッカーマガジン
1996年は北海道にはコンサドーレ札幌が
誕生した年、まだドーレ君も名前が
なかったが、この時には、まさかJリーグで
定着し、ユースが高校サッカーを追い越す
なんて事は想像もしなかった
先日亡くなった石水勲氏のコンサドーレ札幌
誕生への尽力も決して忘れてはならない
そして今回の記事と不思議とリンクした
室蘭大谷 高橋初代監督と
コンサドーレ札幌初代会長の石水会長
2人の功績に感謝しながら
北海道サッカーを見て行きたい。
では今夜はここまで!
I Love Hokkaido
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